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台南@安平へ行こう!タクシー+自転車おすすめ観光ルート

こんにちは、リンマです。

台湾南部の古都台南は台北から新幹線で1時間半ほど、外国人が購入できる新幹線の格安チケットもありお手軽に行ける観光スポット、みなさんも訪れてみませんか?

tabi-rinma.hatenablog.com

台南の激安美食グルメとのんびり優しい人柄にすっかり魅了されてしまったリンマ、今回は台南の中でも一番の観光スポット「安平(アンピン)」をご紹介します。

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台湾人の友人からは、台南に行くなら絶対に安平に行って豆花を食べてきてね!っと強くお勧めされました。訪れてみると「安平」には豆花をはじめ、ご当地グルメはもとより、史跡や自然も楽しめるスポットが沢山ありました。

今回はガイドブックには載っていない現地のリアルな詳細情報をリンマがご案内します。

安平へおすすめの行き方は?

安平は台南中心部より5kmほど、交通手段の選択肢は、バス、タクシー、自転車の3択です。

まず、バスについて、台北ではバスがほとんどの場所を網羅し次々とバスが来ますが、台南では本数がとても少なくおすすめできません。よほど時間に余裕がありバス停で気長に待てる、お金をかけたくない、という方以外はバスは除外しましょう。

次にタクシー、安平の中心部のみを徒歩で観光するなら往復タクシーでも良いと思います。台南のタクシーは初乗り1.5Kmまで85元、250mごとに5元なので、街の中心部からは150元前後、数人で利用するならリーズナブルです。安平は台南No.1の観光スポットなのでタクシーの往来は多く帰りも拾えますが、シーズンオフなどで心配な方は行きのタクシーでLINEで連絡できるQRコードを入手して下さい。

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ほとんどのドライバーさんがもっているので、帰りにLINEで連絡するから迎えにきてほしい旨伝えておけば(Googel翻訳で十分通じます)スムーズだと思います。

次は自転車、台南では自転車がレンタルできるホテルはとても多いです。また、T-Bikeという台南の公共自転車はクレジットカードで借りることができ、日本語対応の端末なので安心。体力に自信があるなら、往復自転車で大丈夫です!街中はバイクが多いですが、ルールを守れば危ないことはありません。しかも、街中を抜けた安平路は歩道がとても広く、自転車道も整備されており、とても走りやすい!とはいえ観光を含めると15Kmほどは走ることになるので、普段から自転車に乗り馴れている方におすすめです。

そして、リンマおすすめの交通手段は、

往路はタクシーで安平中心部に一番近いT-Bikeのステーション「安億停車場」へ行き自転車をレンタル、安平は自転車でまわり、復路はホテルや観光スポット近くまで乗っていき、街中のステーションへ返却!です。

これ、めちゃくちゃ効率良いですよ!安平には干潟沿いに自転車専用道が整備され、湖濱水鳥公園からは野鳥が観察できたり、砂浜の広がる観夕平台からは美しい夕日が鑑賞できたりと、台南の自然を思う存分満喫できます。また、中心部からは離れている同記安平豆花や周氏蝦巻本店、安平路沿いに点在する布丁(プリン)の有名店にも寄れちゃいます。リンマは神農街まで乗って帰り返却しました。

安平観光おすすめルート 

リンマおすすめ「タクシー+T-Bike」での観光ルートをご紹介します。

まず、T-Bikeの公式HPでステーション「安億停車場站」に自転車の空きがあるか調べてからタクシーで向かって下さい。tbike.tainan.gov.tw

黄緑の丸が表示されているのは貸出車両のあるステーション。クリックすると可借車輛は貸出可能台数、可停車位は返却可能台数(貸出中)、帰りは可停車位に空きがないステーションには返却できないので注意です。

 もしもここに車両がなければ、「安平區公所站」など他の ステーションに行って下さい。

ステーションに着いたら、まず自転車を選びます。タイヤの空気圧とブレーキ動作を確認して、できるだけ新しそうなのを念入りにチェック、番号を確認して下さい。

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次に端末へ行き、タッチパネルで日本語を選択。クレジットカードを準備しガイドに沿って手続きします。クレジットカードは1台につき一枚必要、重複不可です。 

手続きが終わると自転車のロックが点滅するので赤いボタンを押して解錠します。詳しくはHPに載っています。

自転車を無事レンタルしたら、まずは定番スポット安平古堡へ向かいましょう。台湾の自転車のルールは原チャリとほぼ一緒ですが、広い歩道は自転車通行OKです。

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安平周辺は歩道も広く、車の往来も少ないのでまわりに注意しながら右側通行で走行すれば安全です。

安平古堡へ

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まず、安平路から古堡街に入ると道幅が狭く歩行者も多いので注意して下さい。安平古堡の周辺には出店がたくさん立ち並んでいるので、古堡街沿いに自転車を停めて歩いて向かうのがおすすめ。原チャリと同じ場所が駐輪OKです。

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安平古堡は17世紀にオランダ人が台南に上陸し開拓した台湾最古の城堡、いわば台湾発祥の地。こちらはガイドブックに詳しく載っているので割愛、入場料50元です。

安平樹屋・徳記洋行

安平古堡からさらに古堡街を自転車で5分ほど進むと、朱玖瑩故居と書かれた入口に到着。

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こちらにはガジュマルが倉庫を浸食している奇観で有名な安平樹屋や貿易商の商館だった徳記洋行などがあります。

こちらもガイドブックに載っている有名観光スポット、入場料50元で全て回れます。

自転車専用道〜湖濱水鳥公園

古堡街をさらに進むと王城路とのT字路に出るので右折し直進すると、

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干潟沿いの自転車専用道にでます。ここから観夕平台までは一本道。

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途中の湖濱水鳥公園付近では沢山の水鳥の姿を見ることが出来ます。

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日本ではお目にかかれない植物も多く南国の風を感じながら疾走〜気持ちいい〜

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四草大橋の下を通り抜けると南シナ海が目の前に広がります。

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橋頭海難公園〜観夕平台

橋のたもと橋頭海難公園の砂浜は観夕平台まで続いています。

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その先には灯台があり、夕方ともなると台湾っ子のデートスポット、沢山の人で賑わいます。

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時間があれば自転車を停めて歩いて行くのもおすすめ、10分ほどです。

安北路〜同記安平豆花本店

さて、ここからは安北路を走って中心街まで戻ります。道幅が広いのでとても走りやすい道、自転車の車線表示もあり。

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公園から1.3km自転車で10分ほど走ると右側に同記安平豆花本店が見えてきます。こちらのお店は40年以上続く豆花の老舗、良質の大豆を使い昔ながらの製法で作っているこだわりの豆花店です。

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小豆と緑豆の豆花35元を注文、濃厚な味と香りが口一杯に広がります。

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ちょっと疲れたところに冷たいツルっとした食感がたまりません!!美味〜

台湾人の友人から必ず食べるようにとお達しがあったのも納得。

また、向かい側には同記水煎包があり、1つ15元。

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水煎包には目がないリンマ、外帯して一緒に頂きました。

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キャベツと豚肉がホントにマッチして何度食べても美味しいんですよね〜、小腹が空いていたらぜひお試しを〜

 安北路〜安平歴史水景公園〜安平路〜盧経堂

安北路を5分ほど進み、水辺を整備した安平歴史水景公園に沿って右折すると安平路に出ます。安平路を左折し300mほど走ると、左手に立派な門構えの盧経堂が見えてきます。とても美しい建物だったので、思わず入ってしまいました。

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こちらは台南市の古蹟に指定されている豪商の旧家だそうです。とても良く手入れされていてフォトジェニックな空間。

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親切なおじさんが英語のできる若者を呼んできてくれ、いろいろと説明してくれました。

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こちらのツボには銭水と書いてありますが、台南では古くから屋根にいる龍の口より落ちた雨水を貯めてお守りにしているそうで、これを持っていると財を成すことができる縁起物だそうです。

屋内には品の良いお土産ショップもあり、

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清潔なトイレもあるのでぜひ寄って見て下さい。入場無料です。

周氏蝦捲(支店)

盧経堂から300mほど市街地方向に進むと右側に見えてくるのが周氏蝦捲支店。

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台南を代表する小咆の蝦捲がリーズナブルに味わえる店。昼時にはとても混雑するので、席を確保してから注文して下さい。

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ファーストフード方式でカウンターで注文し番号を呼ばれたら取りに行くシステムです。

蝦捲は衣はサクサク、中身の蝦のすり身がプリプリ、これで60元です!神〜

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その他、擔仔麺や

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魚丸湯など

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台南を代表する小咆は一通り網羅されているのでおすすめです。

延平街〜安平老街

周氏蝦捲(支店)前に自転車は停めておき、安平老街を散策しましょう。

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延平街はお土産物屋が軒を連ねるメインストリート。とはいえ台北周辺の三峡や大渓などの老街と比べると小規模でコンパクトです。

安平土産の定番、林永泰興蜜銭行でドライフルーツを購入したら、

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周辺の路地に入ってみると清代の面影の残る住宅街が静かに続いています。

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日本統治時代を感じさせる日本家屋も残っています。

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安平路〜銀波布丁

さて、そろそろ街中に戻りましょう。安平路を直進すると途中で民生路二段に名称が変わります。その先、神農街や正興街に近い海安路二段までは3.5km20分ほどです。

この安平路、なぜか布丁(プリン)屋さんが沢山あるんですよね。リンマが見かけただけで5軒くらいはありました。プリン好きの方なら食べ比べも楽しいと思います。

リンマはこの中で老舗の銀波布丁に寄りました。

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こちらのお店の名物はプリンスムージー、プリン味のスムージーにプリンが丸ごとのって75元です。

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案外さっぱりしていますが、1杯はちょっとキツいか、、普通にプリンも売ってます。ホテルに帰って食べるのも良いですね。

T-Bike海安民族站〜返却

リンマは神農街に近い海安民族站で返却しましたが、街中には沢山のステーションがあるので、ご自身のご都合で選んで下さい。返却方法はHPに載っていますが、自転車をホルダーに入れてから端末へ行って操作します。借りる時に使ったクレジットカードが必要です。日本語の案内が出るので簡単に返却できますよ。

まとめ

安平は台南始まりの地、長い歴史がゆっくりと流れているのを感じる場所です。街中の喧噪を離れて、自然を満喫する旅も良いものですね。

みなさんも自転車にのってローカル気分を味わいながら、安平を疾走してみませんか?

以上、リンマでした。 

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