リンマトラベル

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台湾@台南美食の真骨頂!ローカルグルメ食べ歩きルート

こんにちは、リンマです。

台湾南部の古都台南のローカルグルメにすっかりハマってしまったリンマ、今回は台南食べ歩きの真骨頂「国華街三段」を北上するルートをご案内します。

南下ルートはこちらからどうぞ↓

tabi-rinma.hatenablog.com

 この国華街三段の通りは地元の食を支える水仙宮市場と永楽市場に隣接しているため、土曜日の午前中ともなると溢れんばかりの地元の人でむちゃくちゃ賑わっています。

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ここは台南ならではの小咆の店が軒を連ねる激ウマ激安グルメの聖地!!台湾ローカルグルメを愛する皆さん、ぜひ一度訪れてみませんか?

阿娟肉粽魯麵

まず、食べ歩きのスタートは民生路二段との交差点より国華街三段に入り50mほどのところにあるチマキと魯麺と粥の超人気店です。

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とにかく店の前には連日長蛇の列、地元の皆さんはほぼ外帯(持ち帰り)です。店の向かいの内用スペースは空きあり、食事中のおじさんが向いの店舗で注文しておいで、持ってきてくれるよ、と。チマキ40元、魯麺小60元を注文。

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ここのチマキは台南で一押し!という地元のファンも多いとのこと、モチモチの柔らかな餅米に豚肉、椎茸や生落花生など具沢山、塩加減もちょうど良くいくつでもいけそうな味!大量買いしていく気持ちわかります。しかも破格の40元、いいなぁ〜毎日食べれる値段ですね。

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魯麺はボリュームたっぷり、肉つみれも野菜もどっさり入ってます。とろみのついたスープは酸味が効いてさっぱり、暑い台南ならではの味つけ。持ち帰えっても味が落ちないのが人気の理由だとか。 

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包財刈包

こちらは阿娟肉粽魯麵から30mほど進んだところにある刈包の屋台。

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刈包とは肉まんの外側の饅頭生地で出来たバンズに豚の角煮や白菜酸菜や卵などお好みの具材を挟んだ台湾のハンバーガー。肉と饅頭生地の組み合わせに粗挽きピーナッツのアクセントが何とも言えない台湾の味を感じます。

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1つ35元、3つで100元お得〜。小腹がすいた時に活躍すること間違いなし。

国華街旺旺果実

包財刈包から数件先にある果物屋さんなんですが、小籠包と蒸餃子を売ってます!台南には果物屋+意麺屋さんのような不思議な取り合わせのお店も多数存在、面白いです。

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湯包(台湾では小籠包のこと)外帯は1皿八個50元、蒸餃は40元(内用+5元)。外帯文化の台湾ではタレや調味料も小さなビニール袋に入って必ず付いくるのも嬉しいです。リンマは外帯して高雄へ向かう電車の中で食べましたが、果物屋さんで売っていたとは思えないほど美味でした。時間が経っても皮がぷるっと美味しい!さすが〜

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阿美現烤古早味蛋糕

こちらは国華街三段と民権路三段の交差点付近にあるお菓子屋さん、台湾版のカステラ屋さんです。

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チョコや抹茶をはじめいろいろな種類のカステラ(スポンジケーキ)と鳳梨酥などの中華菓子が売られています。

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特にリンマの目を引いたのがエッグタルト40元。中華菓子版のタルトって?と気になり購入。

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外側のパイ生地部分はラードを使っているため、とても中華を感じる風味。カスタード部分は甘さ控えめなのに味が濃く黄身が沢山入っているに違いない、中華菓子好きにはたまらない完成度の高いタルトです。

スポンジは1斤がとてつもなく大きいので躊躇していると、おばちゃんがチョコ味を味見させてくれました。味はバターを使っていないのでとってもあっさりしていまして、案外1斤買ってもすぐなくなるかも?甘いもの好きの方にはおすすめ、10cmx30cmで100元前後です。

君水果行

民権路三段を越えて、少し進むと果物屋さんの店先で金柑発見。

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日本では金柑をジュースにすることはあまりありませんが、台湾ではとてもメジャーな飲み物なんです。街角でも良く見かけます。特に暑い日にはスッキリとした後味が心地よいので、ついつい手が出ます。

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おばあちゃんが今飲むんだよね?といって作ってくれました。

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そういえばその昔、色が濃いほうが美味しいかと間違えて金柑原液を買ってしまったことがありました、、皆様もご注意下さい。

修安扁担豆花

豆花は日本でも最近ブームになっていますよね。ツルっとした食感と黒糖と生姜風味のシロップがベストマッチ、台湾に来たら外せないデザートです。

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こちらは台南の人気店、原味(プレーン)は35元と破格、いろいろなトッピングも選べます。

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リンマは日本ではなかなかお目にかかれない生ピーナッツ入りが好きです。日本語メニューもあり。

石精臼蚵仔煎

修安扁担豆花から30mほど進んだところにある香菇飯湯80元(椎茸雑炊)と蚵仔煎60元(牡蠣オムレツ)の人気店。

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この辺りは特に人気店が多く、人もバイクもカオス、注意して歩いて下さい。

こちらの香菇飯湯は椎茸と肉、エビの醤油ベースのスープにご飯が入っています。日本の雑炊やお粥のように煮込んだりはせず、ご飯の状態はお茶漬けに近い感じ、椎茸の香りが際立ってとても美味しいスープです。

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蚵仔煎はプリップリの牡蠣をフワフワのオムレツにした逸品。クセがなく日本人の口にも良く合います。夜市で食べる蚵仔煎とは別物に感じる上品な味。

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朝7時から夕方19時までなので、どこかのタイミングで寄ってみては?

富盛號

石精臼蚵仔煎の数件先にある碗粿の有名店。

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碗粿とは米をすりつぶし鶏肉や肉燥、蝦を加えて蒸した台湾版ライスプディング。醤油ベースのなめらか食感で台南独特の小咆です。ニンニクを加えると風味アップ、美味〜。35元の激安価格で小腹を満たすには最適。

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富盛號はこの界隈ではだいぶお洒落な佇まい、休憩がてら寄るのも良し。

金得春捲

生春巻きの人気店、ものすごい人で溢れています。

こちらはライスペーパーで野菜たっぷりにエビや肉、錦糸卵を巻いたボリューム満点の生春巻き1本40元。

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外帯の方が多く列をなしてます。夕方には売り切れるらしいので、早めに行って下さい。

味はなぜか砂糖が入って甘い、台南ならでは。砂糖なしもリクエストできるので、苦手な方は抜いてもらって下さい。旅の野菜不足を補える優れもの、素材の素朴な味がします。

客家草仔餅

おぉ!客家の草餅!!

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随分前に台湾人の友人から食べさせてもらったこの客家の餅、またいつか食べたいと思っていたんです!

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この草餅、中身は豚肉と干大根が入っているんですが、草餅と相まって美味しいのなんのって、、ほっぺたが落ちる美味しさ!!皆さんも見かけたらぜひ食べて下さい。

まとめ

今回ご紹介した民生路二段から民族路三段までの国華街三段通りは距離にして350mほど、普通にあるけば5分足らず。そこが台南美食の凝縮されたグルメストリートなのです。

ここには台北周辺とはまた違った食文化を代表する飲食店が軒を連ねているので、旅行中の短い時間でもいろいろな美食を堪能できるうってつけのスポット。

リンマはこの通りのすぐ近くのホテルに宿泊したため、毎日とても楽しめました。台湾グルメ好きの皆様、宿泊の際はこの周辺のホテルを強く推奨します!

また、台北から台南へは新幹線が便利でお得です↓

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以上、リンマでした。